気がつけば2010年も明けてだいぶ日がたちます。だいぶ更新を忘れていました。と言うのも年明け早々に新聞にうつ病予防の記事が掲載され、その対応にかかり切りでした。改めてうつに悩まれているいる方が多いのには驚かされました。
新聞記事20100105 001加工小冊子を請求して頂いた全ての方とお話しさせて頂きました。そして改めて感じたのは、うつになってしまった本人もさることながらそのご家族の方の心労の大きさです。

「うつ病」を発症してしまった方は病院にかかればいずれ治るでしょう。周りもそれなりに応援してくれます。しかし、家族の方の心は誰もケアしてくれません。家中が暗く沈んでしまっていると話される方も少なくありません。これでは別の家族の方がうつにひきこまれてしまうのではないかと思います。

「うつ」からの早い回復には身近な家族のサポートが何より欠かせません。その家族が「大丈夫よすぐに良くなるよ」とニコニコしながら見守るのと、「いつ治るのだろう・・・」と暗い表情で見守るとどちらが回復が早いでしょうか?


言うまでも有りません。

うつになってしまった、ご本人も大変かも知れませんが、それは病院にかかれば治るとし、家族は心穏やかに見守り続ける事が大切です。ですから、この小冊子は本人ばかりでなく家族の方にご利用頂き、家族の心のコンディションを整えることにもご利用していただきたいと思います。

また、うつは病気としてとらえると不幸かも知れませんがそれをきっかけに心の在り方、自分の感情と向き合いコントロール方法を身につけるきっかけとなれば、それは意味をなします。

つまり、心が進化するための通過点と捉えます。

うつ病の克服は、闘病ではなく進化のトレーニングと切り換えたら回復も早くなります。

こんな柔軟な発想が結局は良い結果を生みます。