この度の東北関東大震災で被災した方々に
 心からお見舞いと哀悼の辞を表します。
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「もらった命だから、今自分に出来ることをやる」


今回の地震の津波で被災しながら自分の出来ることでとボランティアで託児所を開いた保育士の方の言葉です。


今回地震と津波で多くの方の命が無くなりました。

毎日毎日放映されたその時の映像は、津波を知らない私たちにもその恐怖を疑似体験するのに十分でした。

中にはその映像で被災地ではないのに不安になられた方もいられるかもしれません。


この災害でなくなった方とそうでない方がいるのは事実です。
そして、今これを読んでいる方が生きているのは事実です。

生き残ったもの、被災地の方ばかりでなく今生きている人全てが
「もらった命を生きています。」

以前書いた通り、なくなった方の意味を決めるのはもらった命を生きている我々です。

亡くなった多くの方の死がもらった命を生きている私たちに何を託したのか?

亡くなった多くの命が日本の礎となる。

それは、今後の私たちの行動にかかっています。

それは、何か特別なことをすることではありません。私たちは自分の出来ることをしっかりすることです。

各地でさまざまなイベントが中止されています。

これは被災された方への配慮だと思います。が、日本全体が右へならえで、本当にそれで良いのでしょうか?


もし、自分が被災した立場だったらどうでしょうか?

毎日毎日悲惨な情景を望むでしょうか?

そうでなくても、不安だらけの毎日です。

楽しい出来事は一瞬でも自分の不安を忘れ去れます。
楽しいことは毎日の自分の辛さを忘れる糧になります。

辛さを忘れる時間が次第に増えるそれが心を癒す秘訣です。


被災者を思いやる心は必要です。
しかし、それは一緒になって悲しむことだけではありません。

多くの日本国民は被災していません。ですから悲しい気持ちを吹き飛ばし。自分の出来ることを一生懸命やる。

それで被災した方々を助けることが出来るはずです。

被災していない、私たちやることは早く日常に戻りその余力で被災された方の復活をお手伝いすることです。


スポーツ選手なら一生懸命試合をして楽しませる。お笑い芸人なら一生懸命人を笑わせる。私たちは目の前のことを一生懸命にやる。その姿が被災者の活力になり、元気な日本は希望にもなります。

私も、もらった命を一生懸命生きたいと思います。