2012年02月

なぜ、考えるだけで心が変わると言えるのか?

「人間は感情の動物である。」と言った方が居ます。人間なんだから怒ったり悲しんだりするのは当たり前だと言うのです。

もちろんそれを全く否定するつもりはありませんが、それを言うなら「人間は感情が統御出来る動物である」と、言えます。

つまり、感情に惑わされずに考えや行動が出来る動物であるという意味です。

感情思考相関図
感情と思考、行動と身体的反応の相関関係を表した図です。

例えば、朝起きたら曇りだったとします。
何となく憂鬱な気持ちになる(感情)⇒何となく体が重くなる(身体的反応)⇒嫌な事を考える(思考)⇒布団から出たくない(行動)

何となく憂鬱な気持ちがきっかけで思考や行動、身体的反応が影響を受けます。これが当たり前のことだと考えてしまうかもしれません。

では、この時「曇りだけど、元気が出る」を考えたらどうなるでしょう。

憂鬱な気分⇒「曇りだけど元気が出来る」と考える(思考)⇒少しからだが元気になる⇒すぐに布団から抜け出す。

このように、身体的反応と行動が変わります。またその後で憂鬱な気持ちが変わるのを感じると思います。

この図を見ておわかりの通り、感情と身体的反応は意識して変えることは出来ません。しかし、思考と行動は変えることが出来ます。

更に思考と行動を変えることで感情や身体的反応も返ることが出来ます。

つまり、感情が湧くままに怒ったり悲しんだりするのではなく意識して思考と行動を変えることが出来るのです。

意識した思考や行動の繰り返しはやがて感情の質も変えます。

自己啓発でよく言われるアファーメーションや言葉(言霊)が大切と言う所以です。
もちろん意識した行動も同様の効果があります。

【格言活用の方法】「愛されたいなら、愛しなさい」恋愛編



格言を活用してワクワクして心豊かな人生を送るための方法を考えます


恋愛矢
「愛されたいなら、愛しなさい」(哲学者セネカ)


この格言、今日は恋愛にどう応用するのか考えてみましょう。



「愛しなさい」とはわかったようなわからないような。

どっちなんだと言われると、よくわからないと言うのが本音です。

前回の子供編でも書きましたが、愛するとは何かをやってあげることと勘違いしてしまいます。

もちろん相手のために何かをやってあげることはけして間違っているわけではありません、間違っているわけではないのですが、愛してもらおうと見返りを期待してやってあげると愛するはずが「くれくれ愛」に変わってしまい相手を縛ってしまうことになります。

私は、これだけあなたのためにやってあげたのだから今度あなたからお返しが欲しい。

愛していると言って欲しい。私のことだけを考えて欲しい。・・・いろいろな期待が湧き上がります。

何かをしてあげたのだけど、愛していると言ってくれない。メールの返信が無いあるいは遅い。他の異性と仲良くしている姿を見た・・・などなど、期待を裏切るような些細な行動が気になり出します。

次第に、私は愛されていないのかな。私より他の人の方がいいのかな。等々、ちょっと不安がわき上がるのではないでしょうか。

最初は小さな不安ですがいつの間にか、相手の携帯を覗くようになったり、今どこに居るのか等々相手の行動が気になり出します。こうなると、不幸な恋愛へまっしぐら。楽しいはずの恋愛が不安や恐れ怒りなど、つまらないものになってしまいます。

せっかく出会った二人です。ラブラブな楽しい恋愛を続けるのにはどうしたら良いのでしょう。

まず大切なことは「ありのままの相手を受け入れる」

簡単に言うと期待しなことです。期待しないと言うとなんだか悲しくなりますが、期待とは相手を自分の都合の良いように変えようとするものです。たとえ恋人でも他人を変えることは大変です。また、些細な期待でも期待を裏切られるとそれは不信へと変わります。

相手がどんな行動をしてもしなくてもそれが相手の人となりと「ありのままの相手を受け入れます」

もし、ありのままの相手はどうもおかしい信じられないと感じたらそれは要注意(出会う相手が間違っているかも)です。

こんな話をすると恋愛は不毛なもののように感じますか。でも、もう少し我慢してくっださいね。二人の出会いが幸せな人生になる話をこれからします。ひと言も逃さず聞いてくださいね。

次に大切なことは「相手を理解する」こと

何か惹かれるものを感じて出会った二人。ラブラブなとには相手のすべてを理解している。と勘違いしてしまいます。「あばたもえくぼ」のたとえ通り嫌なところもよく見えたりします。

よく考えてみると、本当は相手のことを何も知らないのではありませんか?

「相手を理解する」とはどうしたら良いでしょう

基本はコミュニケーションです。

もちろん、ただ話をすれば良いと言うわけではありません。

例えば、

「なんで愛していると言ってくれないの」と聞いたとします。

すると、相手はどう答えるでしょう。

この聞き方はXです。

なぜなら、この聞き方は相手を責めています。相手を責める聞き方をすれば当然相手は防衛します。

「そんな事いちいち言わなくてわかるだろう」「なんで今頃そんな事言うんだ」・・・・

これでは反発し合うだけで二人の間は深まりません。

一方、愛のコミュニケーションをするなら。

「私は、愛してると言ってもらえないと不安になるの」と言ったとしたら、どんな返事が返ってくるでしょう。

「馬鹿だな、いつも愛しているよ」・・・・

あなたの欲しい言葉が聞けるかもしれません。

あなたの心の内を言葉にすることで、相手の心の内も少しづつ開かれてきます。

こうなるとお互いが更に深まってゆくと思いますがいかがでしょうか。

さて「愛しなさい」とは、具体的に言うと「ありのままの相手を受け入れること」「相手を理解する」ことの2つだと思います。

そのために大切なことは「コミュニケーション」の方法です。

自分の感情(不安、嫉妬、怒り等)に惑わされずに、自分の感情を素直に表現することがコツと言えます。

こんな現実的な話をするとラブラブな恋愛が色あせて見えるかもしれません。

しかし、せっかく出会った二人が一時の感情におぼれ不幸な二人になるのではなく。末永く一緒に居られたら良いと思います。

あなたはどう思われますか?

次回は婚活編です

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Yusuke Matsumoto

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「全て自分が決めている。」こんな当たり前の事がわかったとき全ての悩みから開放されます。
つらく苦しく生きるのも・楽しい人生を生きるのも自分次第です。誰かのせいで苦しい。何かのせいで苦しい。いくら苦しんでも悩んでも何も変わりません。変わるとしたら、自分が変わるときです。

そうは言ったってそうは簡単に変われない。

その通りです。そうは簡単に変われません
でも、時にはたった「一言」で変わることもあります。これまでその場面に何度も立ち会ってきました。これまで学んだ総合臨床心理手法で確実にあなたさまざまな悩みや問題解決のお手伝いができるでしょう。このブログでは日々雑感。悩み解決や問題解決のヒントをつらつらと書いてゆきたいと思います。

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